非抜歯矯正は、小臼歯の抜歯を必要としない矯正治療です。親知らずの抜歯は伴う場合がございます。
非抜歯矯正では、奥歯の咬み合わせの前後関係が上手のような正常な必要がございます。
このような奥歯の前後関係が正常な場合をアングルⅠ級と言います。
上の歯列が奥歯から全体的に前にズレている上顎前突(アングルⅡ級)や、下の歯列が前にズレている下顎前突(受け口・アングルⅢ級)は非抜歯矯正では改善は不可能なので、原則的に適応除外になります。
非抜歯矯正では、歯列を横に拡大する(側方拡大)や、歯間を0.5mm以内で削る(IPR)により、理論上は片顎で6.5mmまで歯を配列するスペースを、小臼歯を抜歯せずに、補うことができます。
ただし、側方拡大は犬歯から大臼歯部の側方の歯肉に十分な厚みがある必要がございます。
IPRとは、歯と歯の間を0.5mmの歯に影響がない範囲で削ることをいいます。
左右の第1大臼歯間の歯間は11ヶ所あり、これを全て0.5mmずつ削れば、IPRだけで理論上は0.5mm×11ヶ所=5.5mmのスペースを確保することができます。
ただし、上手のよう極端に歯を配列するスペースが不足する場合は、非抜歯矯正は適応除外になります。
このような症例では小臼歯を抜歯してスペースを確保する必要がございます。
TBDC新宿院のみのインビザラインのマウスピース26個までの非抜歯治療プラン。
検査料・調整料・リテーナー込みのAll In 料金で55万円(税込)とお得なプランです。
非抜歯のみ 550,000円(税込)
※TBDC新宿院のみ
※再オーダーは3年以内:2回目までは1回につき+11,000円、3回目以降は+44,000円
※平日割・学割の対象外
これらの症例から、インビザラインのマウスピース26個以内の非抜歯治療でも、多くの患者様の矯正治療の適応であることがわかります。
DTM矯正法は小臼歯を抜歯せずに、奥歯を後方に移動することで前歯を引っ込め、出っ歯・口ゴボ・Eラインを矯正する治療法です。
インビザラインDTM矯正は、インビザラインのマウスピースの前に奥歯のみワイヤーの部分矯正で、一番奥にある第2大臼歯を後方に移動させてから、インビザラインのマウスピース矯正に移行する、TBDC新宿院の独自の矯正治療法です。
インビザライン単独では奥歯の後方移動は1~2ミリが限界です。
TBDCではワイヤー矯正と組み合わせることで、より確実に奥歯の後方移動を実現しています。
その後にインビザラインのマウスピース矯正に移行します。
奥歯のみのワイヤーの部分矯正で第2大臼歯を3mm後方に移動してから、インビザラインのマウスピース42個を使用しています。
歯の動きは下のYoutube動画でご確認ください。
YouTube動画では、少しずつ奥歯が後方に移動していくのがわかります。
インビザラインDTM矯正は2年半~3年と長い治療期間が想定されます。
またインビザラインのマウスピースも無制限である必要があり、抜歯矯正と同一の料金になっています。
DTM矯正 825,000円(税込)
※再オーダーは5年以内:1回につき+11,000円かかります。